イタリアで生活していると、イタリア人の美意識は多分「世界一」高いんだろうなぁ~としみじみ思います。
イタリア人は世界一おしゃれだと自覚していて、80歳を超えても、男性はジャケットにポケットチーフを入れて散歩しているし、女性はちょっと近所に出かけるのにも華やかなワンピースや大ぶりのアクセサリーでしっかり着飾ります。
身に着けるものだけに関わらず、イタリア人は食器や家具、家電においても美意識にかなわないものはどんなに機能的であっても、どんなにリーズナブルでも「美しくないから」という理由で、まったく見向きもしないのです!
レンゾピアノは関西国際空港を設計する際、「機能的で美しい空港」を目指したといわれています。
確かに関西空港のチェックインから出国、搭乗までのプロセスはとてもスムーズで機能的でありながら、チェックインフロアは解放感があふれる高い天井を見上げても美しいし、搭乗ロビーに曲線的にはりだすフォルムも優雅でとても美しい。
そんなレンゾピアノの精神に通じる商品を作っているのが1979年ジェノバにて創業した機能性バッグブランド「マルコピエリ」。
創業者マルコが、旅行の度「デザインはかっこいいけど、重たい」バッグに辟易するうちに「デザイン性にすぐれ、かつ、軽いバッグを!」という思いからはじまったマルコピエリの機能的なバッグは、瞬く間にジェノバのスタンダードに。
お店で少しおしゃべりしていると、「足も腕もどこもかしこも痛い」というマダムが「重さゼロのバッグ」を求めてご来店。
マルコピエリの原点の「かっこよくて軽くて機能的」なバッグの中から、大きさや色を充分見定めて、お目当てにかなった一品が見つかりました。
船の帆の生地を使用して、丁寧に補強、縫製して仕上げたマルコピエリのバッグは耐久性にとことんすぐれていて、これからなが~く愛用するとのこと。
ジェノバの小さな工房でひとつひとつ丁寧にバッグを作り上げてきた設立当時から続くクラッシックなデザインがジェノバの幅広い層の固定客から愛されるかたわら、2012年からは息子でデザイナーのジャコモによる新しい感覚のデザインバッグのラインナップを充実させ、さらなる発展が期待されています。
今回、マルコピエリが日本に初上陸。
まだ日本でだれももっていないマルコピエリのオリジナリティあふれる商品は、阪急イタリアフェアでカラフルな書類ケース、デザインバッグ、パスケースなど、バラエティ豊かなラインナップを手に取ってえらんでいただけます。
たくさんのカラーバリエーションを前に、かなり迷ってしまうとは思いますが、さんざん迷った挙句にはきっとお気に入りをみつけられると思います♪
名前 | マルコ・ピエリ(Marco Pieri) |
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問い合わせ | 日本販売代理店:株式会社ヴィータナチュラーレ |