貴族ご用達ジェノバの迎賓館を改装したゴージャス宮殿ホテル

12~14世紀、ローマ帝国が衰退していく中、ローマ帝国に代わって、交易による財力と外敵からイタリア王国を守る武力をたくわえていったジェノバ。ヨーロッパで重要な役割を果たしていたジェノバには、各地の王さまや貴族などを招待していたため、高貴な人が滞在するための豪華な114の宮殿「ロッリ(Rolli)」と呼ばれる1つのリストにまとめて管理していました。

時を同じくして14~16世紀にはイタリアでルネッサンスが開化。豪華で陽気なルネッサンス様式の建築がジェノバにたくさん見られるのは、そんな歴史があるからです。

これほど豪華で貴重な宮殿が集まる都市はヨーロッパでもめずらしく、ルネッサンス様式の豪華な宮殿がぎっしりと建ちならぶ「ガリバルディ通り」、42の宮殿は世界遺産(UNESCO)にも登録されています。

さて、はるか昔、貴族がたくさんの使用人をおいて滞在した「ロッリ」の宮殿は、貴族制度がなくなった現代、アパートメント、美術館、店舗として今でもしっかり活用されています。

ポルトアンティーコからほどちかい旧市街地の中心にあるロッリ宮殿のひとつ、「グリッロ宮殿(Palazzo Grillo)」が貴族を迎えていたころのアンティークのフレスコ画やモザイク、大理石の階段や床をそのまま利用して、歴史をたっぷり感じるゴージャスなホテルとしてオープンしました♪

ディープなジェノバを感じるのに絶好の立地:ビーニェ広場

ロッリ宮殿とサンタマリア・デッレ・ヴィーニェ教会にかこまれたヴィーニェ広場(Piazza delle Vigne)は、ゆったりお茶を飲んだり、アペリティーボができるカフェやオフィスで働くジェノベーゼがランチをたべるレストランがあって、どちらかというと観光客よりもジェノバの住民に愛されている広場です。

ジェノバ内外からやってくる観光客であふれかえるポルトアンティーコから3分の場所に位置しながら、人通りの多い通りからほんのちょっと細い道をはいったところにあるので、活気がありながらも、ちょっとおちついた雰囲気で、何をするにも「ちょうどよい」のです。

そんなヴィーニェ広場にながい間、ほったらかしにされたグリッロ宮殿がありました。
こんなにステキなロッリの宮殿、使わないでいるのもったいないよねぇ~と話題になりつつ、なが~い年月がすぎた後、足場を組んで、外装を修復しはじめて3年。
「ほったらかしにされたロッリの宮殿」が「スタイリッシュな宮殿ホテル」として生まれ変わったことを、ジェノバのながい歴史に基づく貴重な資源が生かせ、かつ、広場の景観がよくなって、ジェノバを愛する住民はとても喜んでいます♪

アンティークとモダン家具が融合したスタイリッシュな内装

海と山に囲まれた狭いスペースにジェノバらしいものがぎゅっとつまった、情緒あふれるディープなジェノバの歴史的地区を朝から深夜まで満喫するのに絶好の立地。

4階建ての大きな宮殿全部がホテルですが、客室はたった26部屋。全室が異なるユニークな間取りに、アンティークの大理石や天然石の床をそのまま利用しつつ、モダンなイタリアン家具を組み合わせたスタイリッシュな内装にイタリア人のセンスをひしひしを感じます。

そして、ジェノバの旧市街すべてが見渡せるテラスでの朝ごはんは贅沢そのもの。当時、高貴な人たちが見ていた風景だと思うと、感動もひとしおです。
ルネッサンス時代にタイムスリップして、ジェノバ栄華の歴史を感じてください♪

名前 ホテル・パラッツォ・グリッロ(Hotel Palazzo Grillo)
住所 Piazza delle Vigne, 4, 16123 Genova
(旧市街地のど真ん中、超便利な立地。タクシーはカンペット広場まで)
TEL (+39) 010 251 0018
Email ciao@hotelpalazzogrillo.it
COCO
オープンしたてなのでピッカピカ&テラスでの優雅な朝食、カンペキ主義の日本人でも気持ちよく滞在できるはず!

ABOUTこの記事をかいた人

イタリア在住バイヤー&ブロガーです。リグーリアの希少なワインやオリーブオイル、ジェノバっ子だけが知ってる穴場スポットなどを紹介します♪ちなみにイタリア語のブログのフォロワー3600人、ジェノバではCocoJapanとして結構有名人です!